BOOK(随筆)の記事
POST CARD―木と植物
[ポイント]
[内容]
[感想]
『黄昏国』が大好きだった。
嬉しくなったり切なくなったり悲しくなったり笑ったり。
今読み直すと、
あのとき感じていたはずのシロモノがどこかに逝ってしまった。
それはなんだか残念なような複雑な気持ち。アンテナが古くなったのか。
それでも『これもすべて同じ一日』には、今でも元気になれる。
ちょっと元気のない人にそっと贈りたくなる。
『わかりやすい恋』には泣いた。ぽろぽろとこぼれる感じの涙。
あのとき好きだった人は今も元気かな。
『LESSON』『Go Go Heavenの勇気』『このワガママな僕たちを』。
中高生達に読んでほしい。今度相談室にこっそり置いてみよう。
COMMENT
>うぉうっ。
>私も銀色夏生好きでした。今も、すきです。
うふふ。いいですよね。わたしも今も好きです。
でも残念なのは、十代の頃はもっときらきらぴかぴかした感情が、
わたしの中に湧いていたのに・・・。
うう。これが年を取るということなのだろうか。ОTL
優しさとしての教育
![]() | 優しさとしての教育 (新潮文庫) (1991/03) 灰谷 健次郎 商品詳細を見る |
個人的オススメ度:★★☆☆☆
読んでほしい方:将来子どもにかかわろうしている方。
ずばり大学一、二年生の方。
■ネタバレしない程度の内容紹介
将来、先生になろうとしている女子大生の手紙から始まります。
ヒトが人として生きていくのに、何が必要なのだろう?
「そんなことじゃ将来困るわよ」
「オトナになったら、ろくな人間にならんよオマエは」
などなど、実際にわたしもオトナ(特に教師)から言われてきたのですが、
ろくな人間ってのが人の心をつぶす人間のことなら、
そんな人間になるなんて、こっちから願い下げ。
[ポイント]
故・灰谷氏の本で思い出すのが、学生時代のある知人のこと(後述)。
この人の作品には強烈な強力なエネルギーがあって、
それは「絶賛」「称賛」「批判」「侮蔑」などいろいろな評価を引き起こす。
これは、作品として、ある意味すごいことだよなと思う。
[内容と主要人物]
この本は、故・灰谷氏のエッセイです。
「子どもが育つ」「子どもが生きる」ことが書かれていまして、
その周りのオトナに対する厳しい視線とともに、
我々オトナにできることは何だろうか、ということが書かれています。
[感想]
灰谷健次郎と言えば、学生時代にある知人が、
「この人、たかだか数年しか教師してないのに、
現場のこと知ったかぶって、いろいろ書いてるエセでしょ?」
と言ったのをきっかけに貪るように読んだのが始まりでした。
出会ったこともない人にあそこまで憎しみに近い感情を顕にできることに、
珍しいなあ・・・まだ若いのに頭がカタイなあ・・・と思っていたわたし。
たぶん、両親が教師だったというのは関係ないと思うのだけど。
(ん? 実はめちゃくちゃ関係あるのかな?)
その知人が一番侮蔑の表情で酷評していたのが、「兎の眼」。
現在、彼女とはやりとりしてないですが>ただの知人だったので
卒業後は中学校の教師になった模様。どこかで会うかもしれんな。
話しを戻すと。
個人的に、すごく衝撃を受けたのですね、彼女の表情に。
でもって、その後何冊か読むにつれ、
灰谷健次郎は二十年近く教職についていたことや、
いろいろな活動(善し悪しはさておく)をしていたことなども知ったのですが。
個人的には、この著者の作品は全体を通して、嫌いではありません。
と言うより、好き嫌いというのを遥かに越えたところで、
「本当に子どものことを見ることができているのか?」
と問われているように、どの本を読んでも思います。
最近、学生さんと出会うことが多いのですが、
ピチピチドキドキしながら子どもたちとかかわっている学生さんを見て、
ふとこの本を思い出したので、春ですし、(´<_` )
stack掲載しようと思いました。
将来子どもたちとかかわろうとしている方、オススメでございます。
日本人の英語
![]() | 日本人の英語 (岩波新書) (1988/04) マーク ピーターセン 商品詳細を見る |
個人的オススメ度:★★★★☆
読んでほしい方:基本的に英語に興味のある方。
論文書く機会の多い方。
■ネタバレしない程度の内容紹介
今までほのかに疑問があった英語に出てくる独特の表現。
それらに対して「おお!そうだったのか!」と思うこと間違いなしです。
高校生・大学生の方にこの春に読んでほしい一冊でございます。
[ポイント]
「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」
というサイトのこの記事にて取り上げられていたので、
それに便乗してしまってついでに日付を埋めてしまおうなどと、
腹黒く思いながら更新してしまってるのは横に置いといて。
この本はいい本ですね。どうして買ったのかよく覚えてませんが(オイ
学生時代に塾や予備校のバイトが、英語講師メインのときがあり、
自分でもいまひとつ理解できていなかった冠詞や数詞、
英語独特の表現などを教えるときに役立った記憶があります。
でまあ、その後修論書いたり論文書いたりするときにも、
役立つとは思っていなかったわけで。(´<_` )<本の縁ってすごいね
[内容]岩波新書より。
「冷凍庫に入れる」はput it in the freezerなのに
「電子レンジに入れる」だとput it in my microwave ovenとなる.
どういう論理や感覚がこの英語表現を支えているのか.
著者が出会ってきた日本人の英語の問題点を糸口に,
従来の文法理解から脱落しがちなポイントをユーモア溢れる例文で示しつつ,
英語的発想の世界へ読者を誘う.
[感想]
うん。この本は学部時代に読んでおくとよいかも。
あと、高校生で英語の好きな人にもオススメかも。
わたし中学のときって英語全然ダメだったのですよね。
(あー、授業抜け出してたとかちょっと放置しといてね)
長文はなんとか読める。リスニングもなんとかできる。
でも、文法が「be動詞」からさっぱりわからん状態でして。
中学三年のときの塾の先生と中学校の英語の先生から、
「ああ、英語が苦手というより、言語感覚がちと変わってるからだよね」とか、
「だから、本読むつもりのような気軽な感じになればきっと得意になるよ」とか、
言われまして、おお・・・そういうもん?と勉強し始めた中三のわたし。
・・・今思えば うまいこと持ち上げられてただけな気がする>(´<_` )
けど、そのおかげもあって、
わたし高校生のときは一番英語が好きになったのですよ。
「あ。言語って楽しい。それにすごく不思議」というのをしみじみ感じてました。
選択授業なんてオール英語とってましたもん。どんだけ英語好きなの。
で、話しを戻すと、この本の続編もよいのですよ。
![]() | 続・日本人の英語 (岩波新書) (1990/09) マーク ピーターセン 商品詳細を見る |
オススメでございますです。ハイ。
で、春なのでまったり雑感なども綴ります。~~-y(´<_` )
さっきのサイトにもいろいろな本が取り上げられてますが、
本に巡り合えるって、そのこと自体すごく不思議な縁を感じます。
子どもの頃から、本を読むことだけは好きだったのですが、
かと言って、読んでる本の数は多いかというとそうではない。
小学生の頃まではぎりぎり自伝系ぐらいは読んでいたけれど、
中学生になったらもう読まなくなるし>漫画が増えるからね
かといってどういう本がよい本なのかってことすら知らん。
でまあここから、上にも書いた英語の先生の話しにつながるのですが。
いわゆる世界名作劇場系というのは、小学生の頃にすでに読み切ってたのですが、
それらの英語の本を何冊も英語の先生に貸してもらったのですね。
「本読むのが好きなら大丈夫だろうし、知ってる内容だから読みやすいと思うよ」
と言われまして。
be動詞何それ?んまいの?状態だった中三のわたしでしたが、(´<_` ;)
長文読むこと自体は抵抗なくなりました。
まあ貸してもらった本の文法レベルも中三レベルでしたしね。
その後、なんとか高校に入ることができたわけなのですが、
入学したばかりの頃というのは、
「先生たちが勧める一冊」というのが最初の授業で言われるのが、
うちの高校の習慣みたいなものだったのです。
で、その当時の先生方の中で、
現社の先生と古典の先生と化学の先生が特に変わった人たちでして。
本について語り始めると熱い・・・。
ってか、授業そっちのけになってんじゃないか?ってぐらい熱い。
ああいう授業も好きだったので聞き入るわたしの図。
そういった先生方が勧めてくれたりあるいは批判している本を、
図書室で借りて読むのが大好きでした。
なので、古典的な本とか哲学系の本とか思想系の本の有名どころだけは、
読んでいることになってしまってる(頭に残ってるかはこの際置いとく)。
けど、これって年取ってから、ホントありがたいことだなあと思うのですね。
「タイトルは知ってるけど、読んだことないんだよなあ」
と言う人が多いということを、二十歳越えてからはじめて知りましたし。
あのときの先生方、この場を借りてありがとうございました!です!
さて、大学に入ると自分の食指の動くものばかりに目が向いてしまいます。
これはこれで非常にマニアックでよいのですが(と思ってるのですが)、
cafeにも書きましたけど、大学時代にも先生はおるわけで。
「この前読んだ本でさあ、これなかなかいいよ」とかですね、
「ああ、僕が学生のときに読んでたのでオススメはこれかな」とかですね、
そういう本も片っ端から読んでいったわたし。
これもまた年取ってから、そのありがたさがわかるのですよ。しみじみと。
春ですよ。
いい人に巡り合えますように。
いい本に巡り合えますように。ではでは。
個人授業シリーズ
![]() | 生物学個人授業 岡田 節人、南 伸坊 他 (2000/07) 新潮社 この商品の詳細を見る |
個人的オススメ度:★★★★☆
読んでほしい方:中高生の方。
なんとなく勉強嫌いかもと思ってる方。
■ネタバレしない程度の内容紹介
南伸坊氏の個人授業シリーズです。
岡田節人氏(生物学)、多田富雄氏(免疫学)、
養老孟司氏(解剖学)などのシリーズがあります。
とりあえず、専門書シリーズのところに入れてみる。
[ポイント]
南氏は素敵なやわらか頭の人だなあと思います。
世の中わからないことが多いのに、
なんとなくわかった気になって通りすぎてるんだよな、
ということにあらためて気がつかされます。
それぞれの分野の専門家との対談?が南氏の授業ノートという風に
まとめられていて、笑えたり唸ったりしてしまいます。
面白いシリーズです。
[シリーズいろいろ]
| 免疫学個人授業 多田 富雄、南 伸坊 他 (2000/12) 新潮社 この商品の詳細を見る |
| 解剖学個人授業 養老 孟司、南 伸坊 他 (2001/03) 新潮社 この商品の詳細を見る |
| 心理療法個人授業 河合 隼雄、南 伸坊 他 (2004/08) 新潮社 この商品の詳細を見る |
[感想]
このシリーズはできれば、
大学に進学する前の高校生や中学生に読んでほしい。
大学って楽しいですよ。
もういろんな勉強ができて、いろんな(変な)先生がいて。
コンパやバイトばかりに明け暮れるのもよいのですが、
(そんなわたしはバイト・授業・ゼミ・バイトの毎日でした)
「・・・学問ってこんなに面白いの?(ゾクゾク)」
と心から思える瞬間・場面はかけがえのないものです。
しかし、
シリーズ最後の心理療法のは購入していないわたしであった。
(´<_` )





私も銀色夏生好きでした。今も、すきです。