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統合失調症の前駆期治療
![]() | 統合失調症の前駆期治療 Alison Yung、Lisa Phillips 他 (2006/04) 中外医学社 この商品の詳細を見る |
個人的オススメ度:★☆☆☆☆
読んでほしい方:前駆期治療に関するこれまでの研究概要を知りたい方。
■ネタバレしない程度の内容紹介
統合失調症の前駆期の時点で予防介入をすることは可能であろうか。
「病的ではあるけれども、確定診断には至らない病像」。
「今まさに現れている治療法が確立されている別の疾患群」。
それらの病像や疾患群を「前駆期」として研究することの困難さ。
『前駆症状は後方視的概念である』(第3章より)
これまでの研究の概略が紹介されています。
統合失調症の予防と早期介入ができればどれだけいいだろう。
筆者たち(ならびに現場の関係者・家族たち)のこの視点はうなづける。
うなづけるが、ではどのように研究すればいい?と点が難しい。
そのため、第3章までは「後方視的概念である」ということが、
これでもかというぐらいに述べられている。
[内容]
第1章 本書の概観
第2章 予防と早期介入のための前駆症の意義
第3章 概念と背景の諸問題
第4章 超高リスクサービスの開設
第5章 超高リスク患者の臨床ニーズ
第6章 臨床と研究の接点
第7章 超高リスク研究の成果
第8章 今後の方向性
付録
[感想]
難しい・・・。この分野の研究の難しさが伝わってくる一冊です。
これ・・・感想書くとなると、現場の話しを出すのが早いのですが、
どんなにぼかしても、書きたくないです。すんません。(´<_` )
具体的に公として何ができるかと言うと、
思春期・青年期の頃から利用できる(かつ害にならない)サービス展開。
個人として何ができるかと言うと、
前駆期に熱心にかかわってくれる医療機関との連携。
そして、前駆期を同定できる専門性。
「予防するにはこうしたらいいですよ」という類いの本ではないです。
そこらへん期待している人は読まない方がいいでしょう。
ただ、現場の種類に関係なく、知っておく必要のある内容だと思います。
と言うわけで、星ひとつで。
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